ゴルゴンゾーラ DOP ピッカンテ
¥ 2,700 ~ ¥ 2,916 ~ 税込
完全空輸。約100日もの熟成期間を費やすことで生まれる、職人技の逸品。
こちらのゴルゴンゾーラは伝統的なダブル凝乳方式で造られています。約12kgのホールに仕上げるには、重量にして約100kgの牛の非殺菌生乳を使います。カビの増殖を容易にするため、本熟成時に無菌の太針で穿孔して生地に空気を入れます。作業自体はドルチェタイプとほぼ同じですが、より辛口に仕上げるため使用する塩の量は多めです。一般的なピッカンテタイプの熟成期間は約80日ですが、このチーズは約100日を費やしています。表皮は柔らかく、粉を吹いたようなピンク系オレンジです。生地はアイボリーから麦わら色で、濃い緑のカビが豊富に散らばっています。クリーム色の生地に濃い色の青かびが広がる断面はまるで大理石のような美しさです。ゴルゴンゾーラらしい、しっかりとした香りがあり、食すと最初の甘い味から徐々にカビの辛味にかわり、後味にはエレガントな余韻が残ります。イタリアの青カビ系チーズの中では、最もレベルの高い仕上がりですので、食後に提供する最高のおもてなしとなるでしょう。
原材料名
生乳、食塩
100gあたりの栄養成分表示 (推定値)
エネルギー: | 330 Kcal |
たんぱく質: | 19.8 g |
脂質: | 25 g |
それぞれの土地に定着している多くの乳種が存在し、品種によって異なる乳量や成分の違いがチーズに個性を与えます。DOP(原産地名称保護)チーズを作るためには特定の品種を使わなければいけないという規定も存在するほど、乳種は味を左右します。
チーズの内部に青カビを繫殖させ熟成させます。青カビの生育には酸素が必要なので、わざと孔をあけて熟成を助けます。赤ワインと食べたり、ハチミツと合わせたりすれば、ブルーチーズが持つ独特のクセの虜になること間違いありません。
山麗地帯の多いロンバルディア州では、冷涼な気候が適しているウォッシュタイプや比較的小型のチーズが生産されます。その代表格がタレッジョで、10世紀ごろにタレッジョ渓谷で誕生しました。他にも世界中で愛されるゴルゴンゾーラや、冬前に山から下りる「疲れた(ストラッコ)」牛のミルクから作られたというのが由来のストラッキーノを生み出した州です。