ブルー・ディ・モロッツォ
~250 g
¥ 2,250 ¥ 2,430 税込
まぶした灰が特徴のマイルドな白カビチーズ
イタリア北部ピエモンテ州のクネオに位置するLa Botteraという小さな工房で作られます。白カビの発育を助けるために外皮を灰で覆ってから熟成させるので、黒い層の上に白い層が重なっている独特な見た目をしています。名前にブルーが付くのは、青カビも繁殖しているからです。ゴルゴンゾーラのようにチーズに孔を空けて植え付けるわけではなく、皮だけに繁殖させているので、中身に青カビは生えていませんが、白カビの風味にほんのり青カビのクセも感じられます。普通の白カビチーズに比べるとしっかり熟成の味を感じられるので、フルーツや濃厚なハチミツと合わせると、甘味が白カビ特有の風味を引き立ててくれます。
食べる30分程前に冷蔵庫から出して常温に戻せば、より柔らかくクリーミーになります。
100gあたりの栄養成分表示 (推定値)
エネルギー: | 325 Kcal |
たんぱく質: | 20.1 g |
脂質: | 27 g |
炭水化物: | 0.4 g |
食塩相当量: | 0.4 g |
1種類では足りない場合に他のものを混ぜて乳量を補ったり、羊や山羊だけでは独特のにおいがあるため牛乳を加えてやわらげたり、と作られ始めた混乳チーズは山岳地帯に多く見られます。ブレンドする結果、成分、栄養分、味、香りにバリエーションが生まれ、新しいチーズが誕生します。
チーズの表面に白カビを繁殖させ熟成させるタイプ。白カビが作る酵素により、外側から内側へ向かってタンパク質が分解され、やわらかくクリーミーな味わいになります。
山岳地帯の多いこの州では、長期熟成チーズや羊や山羊のミルクを混乳した山のチーズが食べられてきました。ピエモンテ州の名産であるトリュフや山で採れるハーブや花で香りづけしたオリジナリティあるチーズも作られます。ワインの王様バローロの生産地だけあり、重厚な赤ワインに合うカステルマーニョなど、通にはたまらない独特なチーズも有名です。